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四十肩・五十肩

四十肩・五十肩の特徴や改善方法について

肩を痛める女性

四十肩・五十肩は、日常生活の動作において腕を上げると痛みを生じることがあります。

そのため、着替えや洗髪、家事などさまざまな動作で痛みをともなうことがあり、日常的に肩の痛みに悩まされているという方も多いのではないでしょうか。

ここでは、四十肩・五十肩の原因や症状の特徴、痛みの対処・予防法についてご紹介していきます。

目次

このようなことに
悩まされていませんか?

  • 洗濯物を干すときに腕を上げると痛い
  • 夜寝ているときに肩に痛みが走る
  • 髪の毛を乾かす際に腕が上がらない
  • 洋服を着るときに肩が痛い

ファースト整骨院の
【四十肩・五十肩】
に対する施術・整体

肩の施術

四十肩・五十肩の症状には、次のようなものが挙げられます。

・腕を前・後・左・右・上に上げられない
・患部周辺に広がる強い緊張状態

また、四十肩・五十肩の原因には、次のようなものが挙げられます。

・血行不良
・周辺の筋力の低下
・ストレス
・加齢や生活習慣、仕事などによる姿勢の悪さ

また、四十肩・五十肩といっても局所的な問題だけでなく、全市的な筋力低下や骨格のアンバランス、血行不良、疲労の蓄積などが関係しています。

当院は四十肩・五十肩に対して、次のような施術を行います。

●ハイボルト施術

腕が痛くて上がらないところは原因箇所にハイボルト施術を行い、疼痛を緩和を目指します。
電気の力を利用した施術
で、首・肩まわりのこり固まった筋肉をほぐしていきます。
手技で刺激を届けることが難しい身体の深部へもアプローチできます。

こり固まっていた筋肉がほぐれることで血流が促進され、頭痛に悩みにくい身体を目指せます。

●後療マッサージ

患部周辺に現れる強烈な緊張状態には後療マッサージで「手当て」し、状況確認していきます。
患部の組織修復を促す効果が期待できるため、他の施術と組み合わせることが多いです。
首や肩の血行不良ストレス解消にも効果的なので、身体の状態に合わせて施術します。

●ヘルストロン

首や肩そのほかの周辺・全身の血行不良には、ヘルストロンという施術を行います。
イス型の施術専門機器です。
電気の力を利用して身体の血管や細胞を活性化させる効果が見込めます。
自律神経を整える効果も期待できるため、ストレスで頭痛が起こりやすい方におすすめの施術です。

施術の不快感はなく、患者様は座っているだけでその効果を実感できます。

●EMS(楽トレ)

電気の力を利用して、患部周辺の筋力向上を図る施術です。
筋力が向上することで、正しい姿勢を保持しやすくなり頭痛を引き起こす不良姿勢になりにくい状態を目指します。

寝た状態で専門機器を付けるだけで施術の効果を得られるため、どなたでも施術を受けていただけます。

●ウォーターベッド

水圧を利用して身体の緊張緩和・リラックス効果を図る施術です。
肩こりや腰痛、筋肉・腱のコリをほぐし、血行改善が期待できます。
また、心地よい水圧刺激によってストレスを緩和していきます。

●骨盤矯正(コツコツストレッチ)

加齢や生活習慣、仕事などによる姿勢の悪化には、骨盤矯正(コツコツストレッチ)を行います。
ソフトな刺激で骨盤の矯正を行う施術です。
必要に応じてトムソンベッドと呼ばれる専用のベッドを使用する場合もあります。
この骨盤矯正で理想的な正しい姿勢を目指し、頭痛を発症しにくい身体づくりをしていきます。

ボキボキと骨を鳴らすような施術ではないため、どなたでも安心して施術を受けていただけます。

これらの施術を組み合わせて施術を行います。

四十肩・五十肩の
原因や症状について

四十肩・五十肩は中高年の方に多く発症するとされ、肉体労働やスポーツなどで肩を酷使していた方はとくに発症しやすい傾向にあります。
痛みも人によって異なり、腕が上がらないといった例や寝ているだけで肩が痛いといった例があります。

ここでは、四十肩・五十肩の主な原因や症状についてご紹介していきます。

四十肩・五十肩の原因について

四十肩・五十肩を発症する主な原因は次の通りです。

 

肩を触る女性

●加齢

四十肩と五十肩の症状は同じで、中高年の方に多く発症することからそのように呼ばれるようになったとされます。

しかし最近では四十肩・五十肩を発症する方の年齢が若年化しており、姿勢が悪い、肉体労働といった普段の身体の使い方によっては、若い世代の方にも四十肩・五十肩と同様の症状がみられることがあります。

 

●身体の使い方

悪い姿勢や偏った身体の使い方をすることは、四十肩・五十肩の発症につながります。

・片肘をつく
・猫背になっている
・長時間デスクワークを行っている
・スマホを長時間みている

このような身体の使い方を日常的にしてしまうと、肩まわりや肩甲骨まわりの筋肉に負担がかかり、四十肩・五十肩を発症するリスクが高まるといわれています。

 

●肉体労働

日頃から身体を酷使した肉体労働をしている方、スポーツなどで疲労が蓄積している方は、四十肩・五十肩を発症するおそれがあります。
また、若い頃に力仕事を行っていたという中高年の方は四十肩・五十肩を発症しやすいとされ、これは肩や腕にかかった負担が蓄積していることによる影響と考えられています。

四十肩・五十肩は肩を動かす「回旋筋腱板」と呼ばれる筋肉の一部に損傷、または疲労の蓄積による緊張が現れることで発症する症状といわれています。
これらの筋肉は上腕骨に付着しているため、腕を上げる、捻るといった動作で痛みを感じることがあります。
おもに、不良姿勢や使い過ぎによって筋肉に負担がかかることで四十肩・五十肩の症状が現れるとされます。

四十肩・五十肩の主な症状

肩を触る女性

四十肩・五十肩を発症すると、次のような症状がみられます。

 

●肩の痛み(急性期~慢性期)

四十肩・五十肩を発症すると、日常生活のあらゆる動作で痛みをともないます。

・つり革を掴む動作
・洗濯物を干す動作
・髪の毛を洗う動作
・エプロンのひもを結ぶ動作
・駐車券を取る動作

四十肩・五十肩では腕をあげることや捻ることで痛みを生じるため、日常生活でもさまざまな場面で痛みを感じ、不便に思う点が多々あります。

 

●炎症症状

四十肩・五十肩と同様の症状に「腱板損傷」という症状があります。
上腕骨に付着する肩を動かす筋肉を損傷することによって、痛みや可動域制限をともなう症状などがあげられます。
強い力が加わることで腱板損傷を発症した際、筋肉の付着部に炎症症状をともなうことがあり、その場合はアイシングが必要になるといわれています。

 

肩を痛がる男性

●夜間痛(急性期~慢性期)

四十肩・五十肩では、就寝時に患部の肩を下にして寝てしまうことで痛みを生じる「夜間痛」の症状が特徴的です。
また、仰向けの状態で寝ていても肩自体の重さで肩が落ち込むことにより痛みを生じ、痛みから目を覚ましてしまうといったこともあります。

 

●可動域制限(急性期~回復期)

四十肩・五十肩は、肩や腕を動かす際に痛みをともなう可動域制限がみられます。
肩から腕にかけての筋肉が緊張することで腕を上げられない、身体の背中側に腕を回せないといった可動域制限がみられ、症状が強くなるほど可動域も狭くなる傾向にあります。

また、急性期の痛みにより関節を動かさない状態が続くことで関節が硬くなり、可動域が狭くなる場合があります。
しかし、回復期には痛みは改善し、可動域も広がっていきます。

四十肩・五十肩の対処・予防法について

四十肩・五十肩の症状は痛みや可動域制限が主なものですが、人によっては改善に長期間を要することもあります。
そのため、早期に適切な対処を行い日頃から身体をケアすることで症状を未然に防ぐことも重要とされます。

ここでは、四十肩・五十肩の対処・予防法についてご紹介していきます。

四十肩・五十肩の対処法について

運動の準備をする女性

四十肩・五十肩の症状を改善するためには、次のような対処法を行うことがよいとされています。

 

●コッドマン・アイロン体操

コッドマン・アイロン体操とは、四十肩・五十肩の症状による痛みを軽減させ、関節の可動域を改善するために考案された運動のことをいいます。
アイロンがけを行うような動作が特徴であり、実際にはアイロンではなく水が入ったペットボトルなどで代用可能です。

腕をだらんと下げた状態でペットボトルをもち、腕の力ではなくなるべくペットボトルの重みを利用した動きで腕を前後・左右にぶらぶらと動かす、もしくは円を描くように回す動きを行います。

これにより、四十肩・五十肩によって可動域が狭くなった肩関節の動きを改善することが期待できます。
腕の力は使わず、関節に負担をかけることなく関節の可動域訓練が行えるためおすすめのリハビリ方法です。

四十肩・五十肩の症状は痛みや関節の可動機制限であるため、慢性期~回復期では多少痛みがあっても少しずつ動かすことがよいとされます。
安静にしている期間が長いほど関節の動きが悪くなりやすいため、可動域訓練はできるだけ早期に開始することが望ましいです。

 

ストレッチする女性

●バランスよく動かす

関節の可動域訓練を行う際は、患部だけでなく症状がみられない側も同じように動かすことが重要とされています。
左右で筋力に差ができてしまったり、動きのバランスが崩れてしまったりすると四十肩・五十肩のような症状が現れやすいため、なるべく身体が左右を均等に使うことをおすすめします。

 

●温める

四十肩・五十肩の慢性期以降は患部をできるだけ温め、血流を促進するとともに筋肉の緊張を和らげることを行いましょう。
とくに可動域が低下している状態では早期に可動域の改善が必要となるため、日常的に肩を温め血流がよい状態に保つことが重要とされています。

四十肩・五十肩の予防法について

四十肩・五十肩を予防するためには、次のような予防法を行うことがよいとされています。

 

体操する人

●適度な運動

四十肩・五十肩を予防するためには、日頃から適度な運動を心がけることが重要とされています。
肩を動かす競技には野球、テニス、水泳などがありますが、それらのスポーツでなくともラジオ体操といった全身運動で十分に四十肩・五十肩を予防する効果があります。

日常生活では腕を真上に上げる動作はそれほど多くはないため、運動をするなかで腕を上げる、回すといったような動作を取り入れることができれば、それだけでも四十肩・五十肩を防ぐ効果としては十分だと考えられています。

 

●ストレッチ

ストレッチを行うことで四十肩・五十肩を予防する効果があります。

・両肩を回す(逆回しも)
・一方の腕でもう一方の腕を抱え込み肩の後ろの筋肉を伸ばす

このようなストレッチを行うことで肩甲骨まわりの筋肉をストレッチできるため、普段姿勢が悪く筋肉が硬くなってしまっている方などは積極的に行うことをおすすめします。
仕事の合間に行うほか、入浴後の身体が温まっている状態で行うとより高いストレッチ効果を得ることが期待できます。

ラジオ体操ストレッチを普段から行うことで身体の状態を常に把握することが可能であり、少しの違和感でも自覚できるというメリットがあります。
その結果、四十肩・五十肩やそのほかの身体の症状を事前に防ぐ可能性が上がるといわれています。

 

●姿勢を改善する

背中が丸くなってしまうと肩甲骨が外側に開くことで可動域が狭まり、筋肉が硬くなるおそれがあります。
そのため、仕事中や普段の姿勢には気をつけましょう。
できるだけ胸を張り、背骨の背全な湾曲が保てている姿勢を取ることが望ましいです。
姿勢を保持することが難しい場合、イスにクッションを置くなどして骨盤がまっすぐな状態になることを意識しましょう。

著者 Writer

著者画像
川越 龍介 (カワゴエ リョウスケ)
【所有資格】 柔道整復師
【生年月日】 昭和44年3月18日
【血液型】 B型
【出身】 神奈川県
【趣味】 ジョギング
【得意な施術】 マッサージ

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